【mimi kiddyインタビュー 1】インパクト強すぎ(!?)ビジュアルの4人組ダンス&ボーカルグループ そのユニークな結成秘話

mimi kiddy (左から)RISA、HANANO、SHURI、MIHO

かつてソロアーティストとして活動していたSHURIを中心に結成、昨年1月にデビューした4人組ダンス&ボーカルグループ・mimi kiddy(読み:ミミキディ)。デビュー1周年となった(取材日の)1月29日に、そのユニークな結成のいきさつやメンバーのキャラクター、パフォーマンスについて、SHURI、MIHO、HANANO、RISAの4人のメンバーに聞いた。

--まずグループの結成のきっかけを教えていただけますか。

SHURI「もともとは私がソロで活動していた時代に、グループで活動したいと思って、メンバーを集め始めました。自分たちで納得のいくメンバーを集めたいと、じっくり集めて、最初にMIHOちゃんが決まったんですけど、MIHOちゃんもメンバー集めに協力してくれて、最終的に4人集まったという形です」

--SHURIさん主導のプロジェクトだったんですね。会社からソロ活動を終了してグループ活動を勧められたという形などではなく……。

SHURI「そうですね」

--MIHOさんとはもともと知り合いだったの?

SHURI「いえ、そういうわけでなく、TikTokですごく身体が柔らかい動画をたくさん載せてているのを見つけて、すごい人がいると思って声をかけました」

--いまどきな形のスカウトですね。MIHOさんは連絡をもらってどう思いましたか?

MIHO「最初、“これ本当に存在する事務所なのかな?”と疑問でした。マネージャーさんの個人のアカウントから連絡が来たので」

--最初の段階でSHURIさんと現マネージャーさんとで活動を始めることは決まっていて?

SHURI「はい。それぞれのアカウントからアプローチして、直接私のアカウントからもいろんな人に連絡することもありました」

--アーティストから直接スカウトするというのがいまどき。

MIHO「それで一回オンラインで面談してから、事務所に来てオーディションを受けたんですけど、そのとき事務所側が3人いて、その中にSHURIちゃんもいて、まさかメンバーの人と面談すると思っていなかったので(笑)」

--まず、MIHOさんが決まって……。

SHURI「そこから二人でTikTokを投稿したり活動を始めました」

--その頃は宣伝したりとかはなく、こじんまりと?

SHURI「そうです」

--そのときからいずれ4人で活動するイメージだった? それともこの二人で活動を続けたり、あと一人くらい増やして3人組という選択肢も?

SHURI「もともと絶対4人で、と考えていて、4人揃うまではデビューできない、と思っていました」

--そして次に加入したのは……。

HANANO「私、HANANOです。私はSNSとかじゃなくて、通っていたスクールのイベントに今のマネージャーさんが観に来てくださって、そこで選んでいただいて、3回くらいのオーディションを受けて、加入させていただきました」

SHURI「私がもともとそのダンススクールの公式SNSにDMして、“いい人がいたら紹介してください”と伝えていたんです。たまたま知り合いの方がいらっしゃって、繋げていただきました」

--自分が以前通っていたわけではなく? なんだか、ほぼスタッフみたいな動きをしていたんですね。セルフプロデュースでグループを一から作り上げていくという。

SHURI「笑。私はもともとダンスというより音楽をメインにやっていたので、ダンススクールに通っていてパフォーマンスの精度を上げてくれる子が来てくれたらいいなと思っていて、最初に見た動画が、一人でスタジオでダンスを踊っている動画だったんですけど、それ見て、この子すごいなと思って」

--実際に会ってみて、よかった?

SHURI「いいと思ったし、若いなって(笑)」

3人笑

--HANANOさんは1月にメンバーたちから“二十歳のお祝い”をされている模様がSNSで紹介されていましたね。

HANANO「はい!」

--mimi kiddyはそもそもダンス&ボーカルグループのイメージで、ボーカルがSHURIさん中心で、ダンス力が優れた人を集める目的だったんですか?

SHURI「そうですね。ダンスもそうですし、集まったメンバーのバランスとか見ながら考えました」

--そして最後に合流したRISAさん。

RISA「私もDMをいただきまして……」

MIHO「ついに3人まで来て、あと一人って必死で探して……」

SHURI「HANANOがみつけてくれたんだよね」

HANANO「はい。いろいろSNSを探して見つけました。RISAとはもともと経営元が同じダンススクールにいて、レッスンで同じスタジオを使っていたんです」

--でも、メンバー候補としてみつけたときには面識はなく?

HANANO「はい。多分同じレッスンを受けていたと思いますが……」

RISA「オーディションでメンバー3人が見てて、めちゃ緊張したんですけど、でも逆に加入前にメンバーに直接会えるのってなかなかないじゃないですか。それがよかった。面接で会って、このメンバーなら入りたいなと思いました」

--MIHOさんが感じた“このオーディション大丈夫?”という思いは?(笑)

HANANO「私は……、半々くらいでした(笑)」

RISA「私はみんなに会うまでは、やっぱりSNSでのやりとりだったので、自分で調べながら大丈夫かなって確認してました」

--ホームページを見れば、事務所はちゃんと存在しているし、有名なアーティストもいるし大丈夫だと思うんですけど、このグループに身を捧げて大丈夫なのか? 果たして売れるのか?みたいな迷いは?

RISA「それはちょっとありました(笑)」

一同笑。

RISA「でも年齢的にもいただいたチャンスは全部受けたいと思っていたところ、ちょうど連絡をくださったので、ぜひ前向きにやってみたいと思いました!」

HANANO「グローバルに活躍できるというか、まっすぐにポーンと売れるみたいなイメージを将来の姿として想像していたんですけど、今は地道に頑張ったほうがいいなと思っています」

--RISAさんが加入した段階で、すでに3人は仲良しだった?

RISA「最初は緊張しました」

HANANO「入ったときにはデビュー曲が完成していて、RISA ちゃんはオーディション中から3人に混じって4人でパフォーマンスしてたよね。だから、だいぶ溶け込むのが早かったと思います」

--じゃあ、RISAさんが加入するまでの間にデビューへの準備が着々と?

RISA「はい。振付もメンバーがしてくれていました」

--4人のメンバーが集結したのを時間軸でいえば……。

SHURI「MIHOちゃんは、このプロジェクトが立ち上がってすぐに決まったんですけど……」

MIHO「HANANOが決まるまでは長かったよね」

SHURI「1年以上あったよね」

--二人でTikTok投稿していたのは1年間くらい?

MIHO「1年近くやっていて、HANANOが決まって、さらにその1年後くらいにRISAが加入しました」

--SHURIさんとMIHOさんの二人でTikTokをやっていた時期は?

SHURI「2022年から2023年ごろですね」

--SHURIさんがソロ活動していた頃(2018年〜)、事務所からSHURIさんのニュースリリースが頻繁に送られてきてたのが、コロナ禍に入って少ししたくらいからパタンと来なくなって、今どうしているのか気になっていたんですけど、このプロジェクトの準備を着々と進めていたんですね。

SHURI「そうなんですよ。ソロで活動している最後のほうでは、1ヶ月に1曲新曲を出したりしていたんですけど、グループのプロジェクトが始まるってなって、準備をするようになって、MIHOちゃんとTikTokをやっていた頃は、顔出しせずにやっていて、誰も私だって気づいてなかったと思います。本当に個人としては空白期間になっていました」

--プロジェクトが立ち上がってすぐにデビューした、というイメージがあったのですが、デビューまで3年くらいかかっていたんですね。当時SHURIさんにはファンがたくさんいたと思いますが、正体を明かさないで活動しているうちにファンが去っていくリスクはなかった? 「今こうしてTikTokやってるよ」って言いたかったところだと思うけど、あえて明かさずに?

SHURI「めっちゃ言いたかったんですよ。その時代は(顔出しでは)SNSを更新することくらいしかやることがなくて、“今何してるの?”というコメントとかはたくさんあったんですけど、“もうちょっとだから待っててね”という気持ちで(笑)、ずっと準備していました」

--それは勇気がいるというか、せっかく応援してくれていた人がほかに行っちゃうリスクも?

SHURI「実際ほかに行っちゃった方もたくさんいらっしゃるんですけど、でも自分が一からやりたいと思ったので、また新たに4人で新しいファンを集めていって、グループを盛り上げて、あわよくば、前にいてくれたファンの方がまた“いいな”と思ってくれたら、そういう機会があったらいいなと思います」

--2人期間、3人期間を経て、RISAさんが加入して、そこからデビューへ。

SHURI「デビュー曲は昨年1月にリリースしたんですけど、メンバーを発表したのは前年9月くらいで、RISAちゃんの加入が決まったのが8月くらいなんですよ。その1ヶ月後にMV撮影みたいな」

--2人期間、3人期間はマイペースな感じだったのが、その時期には急展開で。

MIHO「4人目の条件として、1ヶ月後にMV撮影が控えていたので、すぐにスケジュールが確保できる子、やる気がある子、みたいな感じでした」

--4人の中ではリーダー的存在となると、やっぱりSHURIさん?

SHURI「いや、そんなことはなくって……」

MIHO「頼りにしてます(笑)」

--誰がリーダーって決められているわけでなく?

SHURI「ないです。結構平等な感じじゃない?」

MIHO「話し合いをするときはみんなそれぞれ意見を出し合って」

--RISAさんは最後に参加となったけど、言いたいことは言えている?

RISA「どうだろう?意見は徐々に言えるようになったかなと思います」

--HANANOさんは一番年下だと思うけど、自分の考えを遠慮せずに。

HANANO「正直にいうと、3人時代は、気をつかっていたというか、二人は年上で、それ以前は私は同い年か年下と関わることが多かったので、どうやって接すればいいかわからなかったんですけど、だんだん馴染んできて、RISAちゃんが入ってくる頃にはみんな友達という感じでした」

--3人ともダンス経験はあるけど、芸能系の活動の経験はなかった?

3人「はい」

--そしてSHURIさんは芸能活動が長い。そういう意味では、溶け込むのにちょっと時間がかかったんじゃないかなと思ったりもするけど、わりとすんなりと?

SHURI「そうですね。たとえばライブのステージとか、活動の中で私が今までやったことがあることについては、みんなに率先してアドバイスができるんですけど、ダンスはみんなのほうが上手かったりするし、歌に関しても学ぶことはたくさんあるので、誰がというよりは、それぞれいいところがあって、それを活かして教え合いながら、という感じだったので、そんなに先輩後輩というのはないです(笑)」

--SHURIさんは当初はギターを弾きながら歌ったり、その後もバキバキに踊るダンスミュージックをやるイメージはなかった。

SHURI「そうですね。表現をする、コンテンポラリーダンス的な感じで」

--そもそも、今みたいな音楽やパフォーマンスの活動をしたいと思ったのは?

SHURI「もともとはグループやアイドルって観る側としてすっごく好きだったので、今もそうなんですけど、ただ自分的には、あんまり集団行動は向いてないと思ってたので(笑)、ソロで活動していたんですが、好きなことだから、一度はグループで活動してみたいなと思いがあって、“それが今だ!”と思ったタイミングだったので始動しました」

--3人はダンスを本格的にやっていて、将来芸能畑に進出する意向はありましたか?

RISA「ありました。私は育成スクールみたいなところに通っていて」

--ダンススクールというよりは……。

RISA「芸能につながるようなスクールに通っていたり、物心ついたときからダンスには親しんでいたので、それをお仕事として活かせたらなと思っていました」

--ダンサーというより、ステージの前に出てパフォーマンスする形で?

RISA「はい。マイクを持ちたいなと思っていました」

--話が来たときには、キタ!という感じだった?

RISA「ダンス&ボーカルグループと聞いて、これだ!と思って」

MIHO「私は10年間新体操をやっていて、それを終えて一旦表現する活動をやめてしまったんですけど、もともとダンスとかK-POPがすごく好きだったので、ずっと歌やダンスをやりたいと思っていて、でも新体操を全国大会めざして本格的にやっていたので、なかなか並行してはできなくて……。それで新体操をやめてダンスを始めたいなと思ったときに、コロナ禍が始まってしまって、そこであきらめようかなと思ったんですけど、やっぱり新体操の活動を支えてくれたのは音楽の存在がすごく大きかったので、自分も表現者として、マイクを持ってステージの上でパフォーマンスして、それを見てくれた方に、自分が受け取ったみたいな、頑張れるエネルギーを届けたいと思って、そこから養成所に入って、わりとすぐにお声をかけていただいて、念願叶いました!」

HANANO「私も養成所に通っていました」

--エンタメ系の?

HANANO「そうです」

--じゃあ、3人とも、声がかかったことは嬉しかった?

3人「はい!」

SHURI「MIHOちゃんは、お声がけしたときはスクール経由じゃなかったから、今話してくれたことを知らなくって、たまたま……」

--よかったですね。お互いの思いが合致して。“私はダンスを極める、そんなチャラチャラした世界には行かないぜ!”みたいなタイプなら、縁はできなかった。

SHURI「よかったです(笑)」

--ところで、mimi kiddyのグループ名はどのように決まったのですか?

MIHO「グループ名はメンバーとマネージャーさんから100個くらい出した中から決まりました! 」

SHURI「HANANOが考えてくれたんだよね」

HANANO「はい。私が考えて、みんなの投票で決まりました。採用されて嬉しかったです! 」

(デビュー曲について詳しく語ったインタビュー後半に続く)

mimi kiddy ‘I am ME?’ Music Video

Comments are closed.