つばきファクトリー、東京女子流、真っ白なキャンバス、市川美織ら集結 「ガラフェス~鳴らせ!絆ファンファーレ~」、日比谷野音で開催

つばきファクトリー、東京女子流といった実力派グループから、iLiFE!、C;ONといった今注目のグループまで19組が集結したアイドルフェスイベント「ガラフェス~鳴らせ!絆ファンファーレ~」が12日、東京・日比谷野外大音楽堂にて開催された。

「ガラフェス」とは、ガラフェス実行委員会が2018年より定期的に開催している音楽イベント。2022年よりアイドルWEBマガジン「ガラスガール』の公式フェスとして、上野水上音楽堂やGOTANDA G6・G7など、さまざまな会場で開催されてきた。

曇天とはなったが、時折太陽の日差しも降り注ぐ心地良い気候となったこの日。パッションノットファッション(DJ)、松山あおい、東京女子プロレスがオープニングアクトで会場を温め、かがやきfromほくりくアイドル部のライブからフェスがスタート。

fishbowl、アップアップガールズ(2)、ラフ×ラフ、iLiFE!候補生と、個性豊かなアイドルたちがステージを彩る。テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がプロデューサーを務めるラフ×ラフは今回もライブ中に大喜利を披露し、会場を多いに盛り上げた。

ドラマチックレコード、かすみ草とステラ、MyDearDarlin’と、コンセプトや楽曲の系統は異なるものの、高いパフォーマンス力を持つ3組がそれぞれの魅力を見せつける。メンバーの発熱により欠席となったクマリデパートの代わりに登場したAsIsは、今年3月に結成されたばかりというフレッシュさ。急遽参加とは思えぬ見事なライブを行った。

ファンの“MIX”がさらにライブを盛り上げる真っ白なキャンバスに続いて登場したのは、メジャーデビューが決定したC;ON。サックス、ユーフォニアム、キーボードの音色と愛佳&栞音の伸びやかな歌声が日比谷の空高く響き渡っていた。ハロプロ研修生ユニット‘24は、さすがハロー!プロジェクトという息ぴったりのライブを披露。

能登半島地震復興特別企画には、市川美織と女優の鳳恵弥が登場。募金への協力などを呼びかけ、かがやきfromほくりくアイドル部による岡本真夜の名曲『Tommrow』のカバーには大きな拍手が贈られた。

次第に太陽が沈み出す。ステージには、東京女子流が登場。当日は「母の日」ということにちなみ『Dear mama』で母への感謝のメッセージを込め熱唱した。続いて、夜空にカラフルなサイリウムが映える中、iLiFE!は人気曲『アイドルライフブースターパック』など息をつかせぬ圧倒的なパワーで会場を沸かせる。つばきファクトリーは『妄想だけならフリーダム』など、ライブで盛り上がる楽曲たちをセクシー&キュートにパフォーマンス。観客たちはいつまでも大きな声援を贈っていた。

最後はMCを務めるCHOP STICKによるお馴染みのダンスと、母の日をテーマにした(?)“珍曲”で大盛況の中幕を閉じた。次回のガラフェスは7月27日(土)に上野恩賜公園野外ステージにて、ガラフェスの新しいブランド「ガラフェスDASH!!」が開催される。

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