バクステユニット祭り千秋楽！亀戸えり率いるHealthcareはバクステの持ち曲全曲披露！

つんつべプレゼンツ！「バクステ外神田一丁目！調子ブッコキ祭り2015春」～ユニット公演やっちゃうよ！～（Healthcare）より

3月22日、「つんつべプレゼンツ！バクステ外神田一丁目！調子ブッコキ祭り2015春～ユニット公演やっちゃうよ！～」Healthcareユニット公演が新宿BLAZEで行われた。

春の新宿BLAZEを2日間、熱く揺らせてきたバクステ外神田一丁目(以下バクステ)の「調子ブッコキ祭り」もいよいよ最終公演。最後に登場するのは、亀戸えりさんがリーダーを務めるHealthcareだ。チームが独自に設定したサブタイトルは、日付とチーム名にちなんだ「3.22㎏痩せる」。「オリジナルTシャツが汗でびっしょりになれば3.22㎏痩せる」と意気込むリーダーの元、バックヤードでメンバーが円陣を組み、ステージが始まった。

ゲストを迎える、カヴァー曲など4グループそれぞれが特色を出そうとプログラムを工夫する中、Healthcareは「バクステ外神田一丁目の持ち歌、全部披露したいと思います！」(弘松菜摘)というハードなプログラムに挑戦。さらに途中ではMCコーナーの中でカヴァー曲も披露しているので、「青春クロニクル」から「大きな山場～タマヤ カギヤ～」まで何と全27曲をパフォーマンスした。さらに、「スペシャルHAPPY～メリークリスマス」や
「Good Night Bluse」といった、全曲ライブだからこそ聞ける貴重な一曲も披露。大きな歓声が湧いていた。

各グループがオリジナル曲を披露してきた「調子ブッコキ祭り」。Healthcareチームの新曲は「ちゃんと恋人にして！」だ。パラパラを思わせる振り付けと、メンバーの表情の変化が見もののこの一曲。「この日の、このステージのために私たちとっても練習して仕上げてきた」(弘松菜摘)という気合そのままに、熱いパフォーマンスを見せた。他のグループ同様、初のオリジナル曲への思い入れは深い。「この曲とともに成長したい」という思いとともに、Healthcareチーム飛躍の一曲となりそうだ。

ライブ中盤では2チームに分かれてのカヴァー曲タイム。セーラー服を着た前半組はDoll☆Elementsの「告白体操」を寸劇を交えながらキュートに披露した。一方、後半組はセクシーさ漂うナース服で登場。TRFの「CRAZY GONNA CRAZY」をカヴァーし、会場のファンも一緒になって大きな盛り上がりを見せた。コスプレ衣装でのライブに観客の評判は上々だったが、メンバーは「このままの恰好だとこっぱずかしい」(亀戸えり)ということでそそくさと着替えてしまう。足を運んだファンだけが見れた、プレミアムなパフォーマンスだということができるだろう。

ライブ中盤では、メンバーが次々とフロアへ。とどまることのないアッパーソングの波にメンバーがすぐ近くまで来たとなれば、集まったプロデューサーの興奮も最高潮。2時間以上のライブは終始大きな熱気を保ち続け、メンバーとプロデューサーがともに最高の汗をかいた。そして、あっという間に最後の曲「大きな山場～タマヤ カギヤ～」へ。ファンとメンバーが共に会場を揺らすほどのジャンプをし、一旦ステージは幕を閉じた。しかし、即座にプロデューサーからはアンコールならぬ『ヘルスケア』コールが。アンコールを受けメンバーが再びステージに上がり、リーダーの亀戸えりさんが口上を述べた。

「目標動員数220人という目標に向かって、みんなでひとつになれるかすごく最初は不安でした。ふたを開けてみたら、Healthcareチームは無駄に出勤が多くて(笑)、出勤があるにも関わらずチラシ配りをしてくれたり、動画班はYoutubeに上げる動画をバクステの遅番出勤の後に寝る時間を削って作ってくれたり、衣装班も前日までみんなのことを思って衣装を作ってくれて…(中略)本当にあったかいチームだなって、この3か月間リーダーとしてHealthcareチームを見てきて思いました。だから、私はこのHealthcareチームでもっともっと上を目指していきたいです！3か月前は胸を張って言えなかったんですけど、今は胸を張って言えます」(亀戸えり)というメッセージ。バイトアイドルだからこそ気づけた思い入れの強さ、そして新たな決意に、会場のプロデューサーからは万雷の拍手が送られた。

そして、アンコールでは改めて新曲「ちゃんと恋人にして！」を披露。プロデューサーが用意したサイリウムで会場はピンク色に染まり、リーダーを支えてきた弘松菜摘さんはその光景に感動し、涙を流しながらパフォーマンスを続けていた。

バイトアイドルとして知名度を高め、また個人での活躍も目立つバクステ外神田一丁目。そんな中踏み切ったグループ制での主催ライブは、新たなメンバーの輝きをたくさんプロデューサーに見せることができる結果となった。6月にはまたチーム主催公演が予定されているというバクステ。次のライブではどんな成長を見せてくれるのか、そんな楽しみを多くのプロデューサーに抱かせつつ、長い長い春の2日間が幕を閉じた。

●セットリスト
M1 青春クロニクル
M2 ハリネズミとジェリービー
M3 純情美少女A
M4 プロデュース
M5 ヨロピク ピクヨロ
M6 ちゃんと恋人にして！
M7 美少女黙示録
M8 恋のYes！？No！？
M9 Winter romance
M10 どうせ推されない
M11 ミラクルの秘訣
M12 ガールズトーク
M13 告白体操
M14 CRAZY GONNA CRAZY
M15 スペシャルHAPPY～メリークリスマス
M16 Good Night Bluse
M17 飛び立て！スターシップ
M18 バックステージpassのテーマ～推しはキミさ～
M19 HAPPY 今日はなんだか忙しい
M20 Kira Kira my heart
M21 バイトファイター
M22 I believe my heart
M23 Oh my destiny
M24 アイドルがクラスメイトなのに
M25 今夜も…
M26 ライバルをLOCK ON！
M27 大きな山場～タマヤ カギヤ～
EC1 ちゃんと恋人にして！
EC2 今夜も…

撮影：曽我美芽