大一番まであと1か月！夢みるアドレセンスが日本青年館公演前夜祭で『ご新規様』を魅了

アイドルユニット/グループ レポート 音楽 07月22日11時37分
夢みるアドレセンス

7月20日、ガールズユニット・夢みるアドレセンス(以下夢アド)の単独ライブ「日本青年館・前夜祭公演」が、渋谷・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて行われた。

8月24日にグループ最大規模の動員となる日本青年館での単独ライブを控える夢アド。今回はその前夜祭として、より多くのファンを獲得すべく他のアイドルユニットのファン、いわゆる”夢アドご新規様”を招くという異色のイベントとなった。会場には夢アドファンに加え、多種多様なアイドルグループのTシャツを着たファンが集結。従来の夢アドの定期公演とは違う雰囲気の中、ライブが始まった。

MCコーナーでは、そんなご新規様にちなんだコーナーを企画。ファンからの質問に答える「ご新規様 夢アドにこれが聴きたい」コーナーでは目の肥えたアイドルファンかららしい鋭い質問が飛んだ。「高校生じゃない人がいるのになぜアドレセンス(思春期)なのか」という質問の矢面に立たされたのは、19歳のリーダー・荻野可鈴さん。「19歳です、社会人1年目です…」としょんぼりと自己紹介をして自らを揶揄する質問であることを明かしたが、これには志田友美さんから「ってことは今はフリーターなの？」と天然発言が飛び出し、会場は爆笑の嵐に。夢アド名物・竹中夏海さん命名の”ハリウッドバカ”が炸裂して、ご新規様にグループの思わぬ一面をアピールしてしまうことになった。

もちろん、アイドルの本分ともいえる曲のパフォーマンスもしっかりと披露。この日は前夜祭公演ということもあり6曲と少なめのセットリストとなったが、夢アドの代表曲「泣き虫スナイパ→」やアップテンポの人気曲「キャンディちゃん」、「17：30のアニメ」などを次々と披露し、会場を沸かせた。また、ライブ中盤では「宇宙初お披露目です」(荻野可鈴)という新曲「絶対的シンパシー」を初披露。アダルトな雰囲気を漂わせたロックチューンで、前述のアップテンポな曲とは一味違う5人の姿を楽しめる一曲だ。もちろん、9月9日発売の新曲「証明ティンエイジャー」も披露し、客席の一角を占めるご新規様にもしっかりと実力をアピールした。

ファンが思い思いのメンバーの名前を叫んだ「ひまわりハート」でライブは締めくくられ、会場は明るくなった。が、まだまだエネルギーが残るファンはアンコールをスタート。止まる気配を見せないアンコールにこたえて、急遽5人がステージに戻った。アンコールはタオル回しが恒例の「JUMP！」。メンバー・ファンともに一体となって、1か月後に迎える大一番への期待を高めていた。

今年の夏も積極的な活動を展開する夢アド。そのゴールは8月末の日本青年館公演、そして9月の新シングル発売だ。比例関数的に人気と実力を高める5人。たとえ高校生を卒業していたって、成長を求めて努力しているその姿はアドレセンスそのままだ。今後もその活躍から目が離せない。

●セットリスト
M1 泣き虫スナイパ→
M2 キャンディちゃん
M3 17：30のアニメ
M4 絶対的シンパシー
M5 証明ティンエイジャー
M6 ひまわりハート
EC1 JUMP

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