シンガーソングライターの原田珠々華さんが2日〜4日、お台場・青海地区で開幕した『TOKYO IDOL FESTIVAL 2019』(TIF)に全日程で出演した。
原田さんは元「アイドルネッサンス」メンバーで、現在はシンガーソングライターとしてソロで活動。すべての曲で自身で作詞・作曲を手掛ける。現在17歳の高校2年生だ。
初日の2日には、FUJIYOKOステージに続き、夕方にはお台場のガンダム広場前の「FESTIVAL STAGE」のライブに登場。『ハジマリのオト』『Hero』、そして今の彼女の思いを表したような新曲『Sixteen』を披露した。
多くのアイドルグループが笑顔満開のパフォーマンスを披露し、弾けるような歌声が響きわたるガンダム広場で、凛とした表情で、ギターを弾きなながら一つ一つの言葉を大事そうに歌う原田さんのステージは、ほかにはない独特の空気感を醸し出していた。
2日目はフジテレビ本社横の「DREAM STAGE」に登場。夕方の暑さが厳しい時間帯ながら、涼しげな表情で歌う原田さん。『ハジマリのオト』『Fifteen』、そして新曲の『レイニー』、『生まれてきてから』『Sixteen』の5曲を歌い上げた。
そして迎えた3日目の湾岸スタジオ屋上「SKY STAGE」でのライブ。昨年のステージでは機材トラブルに見舞われるなど、原田さんにとっても、ファンにとっても、いろんな意味で思い出深いステージだ、
そんなステージに現れた彼女は第一声に「ただいま!」と告げ、『Fifteen』からライブがスタートした。
途中、ギターのチューニングがなかなか上手くいかない場面もあったが、「それは来年リベンジさせていただき…」とつぶやき、笑いを誘っていた、
『聞いてよ』をじっくりと歌い上げ、MCで「私がこのSKY STAGEに立たせていただくのは今年で4度目なんですけど……」と語り始めた原田さん。アイドル時代も含めて通算4度目。過去のこのステージを振り返り、「この場所には毎年立たせていただいていて、毎年いろんなことが変わっていって…。あの夏にこのステージに一緒に立って『暑いね』といいながら笑っていた子も、後ろから頑張れって叫んでくれていた子も、みんなもう近くにはいなくなっちゃったんですけど、そんなときに、自分にとって音楽ってなんなんだろうとか、音楽をやっている意味とかそういうのを問い詰めていたら、やっぱり答えを教えてくれたのはあの夏休みで、私は音楽が大好きで、音楽に救われていて、それがきっとすべてだなと思いました」と思いを吐露した。これまでのステージでは、言葉少なめに曲を中心に淡々とステージに立つ姿が印象的な原田さんだったが、今年のTIF最後のステージだったことに加え、この場所には特別な思いがあったのだろう。
そしてそんな今の思いを歌で表したような『Sixteen』を大切そうに歌った原田さん。温かな空気につつまれ、2019年のTIFは幕をおろした。
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