1月8日、第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」で作品賞を授賞した注目作『ももいろそらを』(配給:太秦)の公開記念試写会を新宿で行った。舞台挨拶には女優のヒガリノさんと東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの矢田部吉彦氏が登壇した。
この映画のストーリーは高校1年16才の川島いづみが主人公。いづみの日課は新聞の採点。今日の結果はマイナス270点!いつもとかわんない毎日は、そんな世界の中にある。ある日、いづみは大金の入った財布を拾う。中に入っていた学生証を頼りに、その持ち主に返すハズが・・・・・いづみ、そして友達の蓮実と薫、財布の持ち主の佐藤をからめて、財布の中に入っていたはずのお金を介して、いつもとかわんない毎日がいつもとは違う日々になり始める。いづみ、そしてそれぞれの胸の中に新しい何かを芽生えさせながら。
出演は池田愛、小篠恵奈、藤原令子、高山翼、桃月庵白酒、他
世界14か国、20以上の映画祭に招聘され、その瑞々しい表現により喝采を得ている本作。東京国際映画祭での作品賞授賞から1年以上を経て、ついに劇場公開。
『ももいろそらを』は小林啓一監督の初長編作品であり、ヒガリノさんは小林啓一監督の次回作に出演が決まっている。
矢田部吉彦さんは「東京国際映画祭の選定の試写で最初の30分でこれで決まりだと思いました。それくらいインパクトがあり、大声で笑いつつ、主人公のいづみに引き込まれました。東京国際映画祭で上映後、アメリカのサンダンス映画祭やヨーロッパのロッテルダム国際映画祭など世界中の映画祭に引っ張りだこになりました」とこの映画を初めて観た時の衝撃を語った。
ヒガリノさんは「映画を観ているというより会話の内容やテンポ、本当にセリフなのか?と思うくらいリアルで、映画を観ているより高校生の日常を見ている気持ちでした」と全編モノクロで音楽もないこの映画に引き込まれた様子を話した。
見どころを矢田部吉彦さんは「画面がスタイリッシュでかっこいい。役者が魅力的。この映画は技術があり演出もしっかりしている。ユーモアもありペーソスもあり、ラストシーンには心に迫るテーマも持っている。小林啓一監督を今後注目していきたいです」、ヒガリノさんは「高校時代は誰にでもあって、感じることや思い出すことや心に触れることがある。リアルな高校生たちに背中を押されたり、自分の高校時代を思い出して何かを感じて欲しい」とそれぞれ見どころを述べた。
2013年1月12日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
前の記事へ 次の記事へ期待の若手女優 ヒガリノ・入矢麻衣が出演するDVD「呼びタメ」が発売! 全国10ヶ所のイベントを完走!
2012年05月04日ヒガリノ・入矢麻衣 ファーストDVD「呼びタメ」が4月6日に発売決定!
2012年03月08日ヤングマガジン No.49 表紙はSKE48
2010年11月08日
関連ニュース
若月佑美、地元・静岡で開催されたバイク・ミーティングに初参加
2025年12月19日小桃音まい、2025年を振り返る “道重さゆみ”引退に「さゆちゃんが人生最後の推し」
2025年12月19日未梨一花、セカンド写真集『回帰線』を24日に発売「初解禁した“おしり”にも注目して」
2025年12月19日新アイドルグループ「BLUE REGRET。」、12月20日にEbis303で本格デビュー
2025年12月19日デビアン 水野瞳「これまでの自分を振り返る」 台湾で撮影した2nd写真集を2月に発売
2025年12月19日FRUITS ZIPPER、受験生をWeb CMで全力応援 お守りから飛び出す仕掛けも
2025年12月19日えなこ、ピンクのリボン纏い冬のグラビア披露 「聖夜のプレゼント」贈る
2025年12月19日BEYOOOOONDS、ニューアルバムをひっさげてのライブ 歌とダンスだけで真っ向勝負のステージ
2025年12月18日ナナニジ3期生8名による「22/7_the 3rd」、『命の続き』のMV公開 名曲を新たな解釈で再構築する“the 3rdプロ...
2025年12月18日浅井七海、礒部花凜ら注目女優8人が落語に初挑戦 「麗和落語~二〇二六 冬の陣~」キャストビジュアル解禁
2025年12月18日
