生駒里奈、妖怪ミュージカル『どろんぱ』開幕 「“座敷童子カワイイ”と大好評なんです!」

生駒里奈

女優の生駒里奈が15日、東京・日本青年館ホールで行われたミュージカル“『どろんぱ』supported by にしたんクリニック”の囲み取材及び公開ゲネプロに、主演の小池徹平らとともに出席した。

本作は、ワタナベエンターテインメントと劇作家の末満健一がタッグを組んだ「MOJO プロジェクト」の第2弾となるオリジナルミュージカル。孤独を埋め合うように出会った妖怪と人間の関わりを軸に、親子の愛と絆が描かれる。

日本のオリジナルミュージカルを世界に発信することを目指す「MOJOプロジェクト」第2弾として、末満氏が選んだ題材は“妖怪”。「ミュージカルは西洋のものが多いため、日本ならではの妖怪を題材に選びました。陽気な妖怪たちによるお祭り騒ぎをお客さんに楽しんでもらいたい」と期待を込め、「まずは日本で作品を育て、海外上演の機会も伺っていきたい」と語った。

今回、小池さんは煙の妖怪・烟々羅(えんえんら)、生駒さんは座敷童子、真琴つばささんは人形神(ひんながみ)という妖怪役を演じる。唯一の人間役を演じる屋比久知奈さんを含め、それぞれが自身の役どころと、作品への思いを明かした。

小池さんは、「僕が演じる烟々羅は、江戸時代の浮世絵師の方が創作された妖怪で、皆さんを温かく見守る優しい妖怪のイメージです。妖怪でミュージカルをやることも驚きでしたが、それが今、形になり、いよいよお客さんの前で披露できるのは本当にワクワクします」と語った。

生駒さんは、「座敷童子はいろんな伝承があるのですが、末満さんの作った座敷童子は小豆飯が大好きで、家に住みついたら家主に福をもたらします。本編でどのような効力を発揮するのかは、ぜひお客様に楽しみにしていただきたいです」と自身の役どころを紹介した。

さらに「“座敷童子カワイイ”と周りから大好評なんです。自分もずっとやりたかった役なので、前世が座敷童子だったのではと思うほど役作りなしで演じられています」と自信を覗かせた。さらに「でも、ミュージカルに関しては初めてなので、毎日、素晴らしい大先輩方のお芝居を聞いたり、見たりして勉強させていただいています。明日、初日を迎えますが、楽しんでやろうというすごくポジティブな気持ちでいっぱいです」と明かした。

また、「アイドル出身ながら歌が苦手で、最初の歌稽古では皆さんの歌が上手すぎて『どろん』したくなりました。泣かないと決め、屋比久さんに励まされながら乗り越えています」と、初ミュージカルならではの苦労と、仲間からの支えを語った。

真琴さんは、「人形神は、ご存知ない妖怪だと思いますが、願いを叶える代償に地獄に落とす怖い側面も。衣装もスタッフさんの手作りで、作品への思いが込められています」と紹介した。

屋比久知奈さんは、「人間役として妖怪たちに囲まれる日々は愉快です。皆さんの個性が空気感を作り出し、作品にポジティブなエネルギーが溢れています。この作品がお客さんに伝わり、楽しむ人間が増えるのが嬉しいです」と喜びを語った。

カンパニーの様子について聞かれると、小池さんは「みんな仲がいい」と即答。「チーム力が高く、ゼロから作る作品を良くしています。大変な舞台だからこそ支え合う絆が既にあります」と結束力を強調した。

舞台には、小池さんとアンサンブル妖怪による6~7分に及ぶ激しい見せ場があるという。小池さんは「とんでもない運動量ですが、みんなが楽しんでやっています」と語った。

生駒さんは「大変な見せ場なので、私も袖でこっそりもも上げしながら『がんばれー!』と応援しています」と舞台裏を明かした。さらに「本番でも邪魔にならないように応援できる場所がないか必死で探しています」と語った。

最後に小池さんは、「末満さんが大切に温めてこられたこのオリジナルミュージカルの良さを、皆で共に大きくしていきたいです。まずは皆で楽しむこと。ぜひ劇場に来て、皆で『どろんぱ』したいです」と、作品への熱い思いと共に来場を呼びかけた。

東京公演は同所にて3月16日から29日まで上演され、その後、4月3日から7日まで大阪・Sky シアターMBSでの公演が予定されている。

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