イコラブ 諸橋沙夏が“無線おたく”を熱演 舞台『七人のおたく』上演中

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舞台『七人のおたく cult seven THE STAGE』が4日に開幕。主演の林翔太をはじめ、栗山航、校條拳太朗、矢部昌暉、藤岡沙也香、諸橋沙夏(=LOVE)、石田千穂ら出演者が取材会に登場し、それぞれ意気込みを語った。公演は12日まで紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA、18日・19日に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。

本作は、1992年にウッチャンナンチャン初主演で話題を呼んだアクションコメディ映画『七人のおたく cult seven』の初舞台化作品。異なったジャンルに精通する“おたく”たちが、各々の得意分野を生かし人助けのためにある作戦に挑む姿が描かれている。

32年ぶりの作品であり、当時とは“おたく”のイメージも一変しているが、今作ではあえて設定を変えずに当時の熱量そのまままに、さらに熱い作品へと昇華している。本作のためにジムで体を鍛えた林翔太のアクションや、栗山航の熱のこもった演技が観客の心を引き寄せていく。

会見で、格闘技おたく・近藤みのるを演じる主演の林翔太は、「近藤みのるは18年間体を鍛え続けている男なんですが、私はなんと33年間体を鍛えたことがありませんでした。そこから急いでジム通いをして、本日ようやくお披露目できることが非常に楽しみでございます」と笑顔で語った。

ミリタリーおたくの星亨役・栗山航は、「私はこの役で初めて監修がつきまして、衣装も本物を使っています」と細部までのこだわりをアピール。

Macおたくの田川孝役・校條拳太朗からは「パソコン慣れをするために、家でたくさんゲームをやってきました」と役作り秘話が飛び出し、アイドル・車改造おたくの国城春夫役・矢部昌暉は「ほんとにてんやわんやの舞台となっています。最初から最後まで楽しんでいただけたら!」と語った。

また、レジャーおたく・湯川りさ役の藤岡沙也香が「7千%の力で頑張ります」と語ると、無線おたく・水上令子役の諸橋沙夏は「7億%の力を振り絞って」と続き、ティナ役・石田千穂も「7兆%の力を振り絞ります」と重ね、藤堂のぞみ役・後藤紗亜弥は「私は7京(けい)%の力を持って」と女性キャスト達が見事な連携プレーをみせた。

それに負けじと、フィギュアおたく役・なだぎ武からは「私は7恒河沙(ごうがしゃ)の気持ちで頑張りたいと思います!」とさらに上をいく回答が飛び出し、続く、高松一役・松尾貴史が「みなさんに負けないように7%の力で頑張りたいと思います(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。

最後に、主演の林から、「このステージ上にいる豪華キャストの皆さん、アンサンブルのみなさん、そしてスタッフのみなさん全員でバチバチのアクションコメディ作品をお届けできたらと思います。そして演出は売れっ子演出家の元吉庸泰さんでございます! 元吉さんという時点で面白いこと間違いなし! こんなに面白い作品は他にありません!一人でも多くの方に観ていただけたらと思います。よろしくお願いいたします!」と、メッセージが送られた。

『七人のおたく cult seven THE STAGE』
2023年3月4日(土)~12日(日)
東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
3月18日(土)・19日(日)
大阪・サンケイホールブリーゼ
公演公式HP www.mmj-pro.co.jp/cult-seven
公演公式Twitter @otasute

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