『SPY×FAMILY』アーニャ役の4人がお披露目 高級ピーナッツのプレゼントに「ちち、あざざます！」

帝国劇場にて3月8日より上演のミュージカル『SPY×FAMILY』の「アーニャ役お披露目ミニ会見」が10日に開催され、アーニャ・フォージャー役をクワトロキャストで務める 池村碧彩（いけむら・あおい）、井澤美遥（いざわ・みはる）、福地美晴（ふくち・みはる）、増田梨沙（ますだ・りさ）の4名が出席した。

遠藤達哉氏による人気コミック『SPY×FAMILY』は、スパイの父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、殺し屋の母・ヨルが、互いの秘密を抱えたまま、かりそめの家族になるというスパイアクション ＆ ホームコメディ。テレビアニメ化に続き劇場版アニメの制作も決定した話題作が、帝国劇場でミュージカルとして初舞台化される。

アーニャ役の4人は「大好きなアーニャになれてとっても嬉しい。たくさんのお客さんが“わぁー、アーニャだ！”って思ってもらえるように頑張ります」（池村）、「ミュージカルが大好きなので、観に来てくれるお客さんをニコニコにしたい」（井澤）、「アーニャ役に選んでいただき、とっても光栄に思います。お稽古でもみんなについていけるよう頑張ります」（福地）、「特技はダンスと歌とお芝居。好きな食べ物はスルメとスイカです。稽古も一生懸命頑張ります」（増田） と元気に挨拶した。

アーニャ役の合格を知らされたときのことについて、「ご飯を食べていて、初めて歯が抜けて驚いていたときに合格の電話をもらって嬉しかったです。どっちともビックリしちゃいました」（池村）、「私とパパは抱き合って泣いて、ママは嬉しすぎてダンスしてました」（井澤）、「言葉がでなくて長い時間無言でしたが、その後に ワオっ！てなりました」（福地）、「電話で合格と知って、家族でひゃーって驚きました。ママはすごい泣いてて、パパは嬉しすぎて何も言えなかったです」（増田）と様子を伝えた。

原作のコミックスの第2巻の表紙を再現した、アーニャのビジュアルポスターを眺めて、増田さんは「みんな、漫画のアーニャじゃないの？って思うぐらい可愛いです」と満足そう。

台本を呼んだ感想について池村さんは「アーニャがすっごい面白くて可愛いから、私も面白くてかわいくなりたい。アーニャは一生懸命なところがたくさんあるから、私も一生懸命に頑張りたい」とコメント。

作品にちなんで “私こう見えて実は〇〇なんです” という秘密を尋ねられた井澤さんは「ホワイトタイガーに餌をあげたことがあります。小さい動物も大きい動物も全部怖くない」と自慢したが、司会から「おっきいゴリラも？」と聞かれると「それは怖い」と小声で答えた。

それぞれの将来の夢については「デザイナーさん。絵を描くことが大好きで、お洋服も描いてみたい。お姉ちゃんが結婚するときはウェディングドレスを作ってあげたい」（池村）、「ミュージカル女優が夢です。尊敬しているのは昆夏美さんと、ヨル役の唯月ふうかさんです」（井澤）、「日本の歴史が大好きなので、歴史の先生と政治家になりたい。尊敬する人物は上杉謙信です。正義を大切にするところが素晴らしいので、私もそんな人になりたいです」（福地）、「歌のお姉さんか、歌って踊れるアイドルになりたい。エリザベートの新妻聖子さんが歌が上手で尊敬しています」（増田）と、それぞれ語った。

会見の最後には、ロイド役をダブルキャストで務める森崎ウィンさん、鈴木拡樹さんも登場し、アーニャの大好物のピーナッツをそれぞれにプレゼントした。4人は大喜びで受け取り、福地さんは「アーニャの好きなピーナッツ、しかも高級。アーニャ嬉しい。ちち、あざざます！」と役になりきってお礼をして、会場を沸かせていた。

帝国劇場ミュージカル『SPY×FAMILY』公式サイト https://www.tohostage.com/spy-family/