今度のフラパイはスゴイらしい・・・ 小田島渚の主演で「フライングパイレーツ～ネバーランド漂流記～」が再演決定！

今年のゴールデンウィークに奥仲麻琴さんが主演した人気の舞台作品「フライングパイレーツ～ネバーランド漂流記～」が、小田島渚さんを主演に、男性キャストを交えた新たな出演者で9月のシルバーウィークに再演されることとなり、8月3日に製作発表記者会見が新宿村LIVEで行われた。

「フラパイ」の愛称でファンに親しまれている本作は、これまでグループを卒業したばかりのアイドルなど女性ばかりのキャストで製作されてきたが、今回はピーター・パン役やフック船長に男優陣を迎え、アクションを中心にさらにパワーアップした作品として再演されることとなった。

ヒロイン・水野曜役の小田島渚さんは、「フラパイの4度目の曜ちゃんとなりますが、捕らわれずに自分らしくやりたい。いままでの作品のファンの方にも“今度の曜ちゃんも良かったな。楽しい舞台だったな”と思ってもらえるように頑張ります。」と意気込んだ。

5年ぶりに学生服を着て「“高校生の頃はいい時代だったな”と思い返しました。こんな可愛い制服じゃなかったので、着られて嬉しい。」と喜んでいた。

さらに「今回のフラパイは、歌にアクションにダンスにとパワーアップしているので、ぜひ期待して観に来てください!」とアピールしていた。

タイガーリリー役の小原春香さんは、7年前の初演のキャストの候補にもなっていたといい、「妖精になりたい願望はいつまでもあるので、ティンカーベルをやりたかったのですが、タイガーリリー役となったからには、皆様に愛されるタイガーリリーを演じたいです。まだ脚本を読み込んでないのですが、品のあるお姉さんみたいなママさんを目指します。」と役に賭ける意気込みを語った。

今回は男性キャストが多いことについて、「あまり男性と接する機会がないので、緊張しちゃったりすると思うんですけど、私らしく変わらずにやっていけたら。」と少しドキドキしているようだった。

小原春香さんは、昨年から舞台“赤毛のアン”のアン役を演じているということで、「童話、名作つながりで見に来てくれたら。この先は童話女優として突き進みたいと思います!」と笑っていた。

ピーターパン役の猪野広樹さんは、「僕の役者人生の中でピーター・パン役をやるとは思ってませんでしたが、僕たち男性キャストが加わることで、フラパイに新しい風を起こすことができれば。」と意気込んだ。

フック船長役の村上幸平さんは、「フック船長といえば誰もが知っている有名な悪役で、小さい頃から惹かれていました。いつかやってみたいと思っていたので光栄です。魅力的なフック船長を演じたい。」と語った。

服部翼さんは「歌やダンスが盛りだくさんで、エンターテイメントショーが大好きな僕も楽しみです。フック船長にくっついて回る役なので、プライベートでも村上さんにウザいくらいくっついていきます。」とニヤリ。

作・演出の貞方祥さんは、これまでとガラリと変わった印象のキャスティングの意図について、「舞台経験豊富な男優陣を迎えるにあたって、舞台経験のないアイドルをヒロインに据えるのに違和感があった。小田島さんは前回の“ドリームレスキュー”に出演していただいて、演技でも自信を持って推せるので、やっていただくことにした。」と話した。

さらに「ティンカーベル役のあだちあさみさんは“この人が夫婦だったら面白いんだろうな”という狙いで選んだ。尻に敷かれた感じが出せればいいと思う。決して、予定していたキャストが卒業しての代役ではありません。」とアピールした。

舞台「フライングパイレーツ〜ネバーランド漂流記 featuring GUY’S」は新宿村LIVEにて、2015年9月18日(金)〜9月23日(水)全11公演。