6月30日、映画『海のふた』プレミア試写会がスペースFS汐留で行われ、舞台挨拶に菊池亜希子さんと三根梓さんが登壇した。
本作は、よしもとばなな原作の同名小説を映画化。西伊豆の小さな町を舞台にかき氷店を始めることにした まり(菊池亜希子)と、大切な人を亡くしたばかりのはじめ(三根梓)の2人による心の交流を描いたひと夏の物語。
原作や脚本を読んで、まり役を演じた菊池亜希子さんは「避けては通れないお金にまつわるエピソードだったり、はじめちゃんとまりの関係性が原作の中だと より生っぽい部分がすごく有り、すごく気持ちのいい関係性として描かれていたので、すごく演じやすかったです。」と語ると、はじめ役を演じた三根梓さんは「原作を読んだ時に、すごく穏やかで優しい空気が流れる作品だなと、そういうほっこりする感覚がとっても心地良かったことが一番印象に残ってます。脚本を読んだ時にもゆったりとした空気感を感じられて、私はホッとする作品て好きだなと改めて思いました。」とコメント。
初共演したことについて、菊池亜希子さんは「趣味・嗜好みたいなものは全然違うんですけど、持ってる空気のテンポみたいなものが割と近くて、待ち時間に2人で昼寝してたり、全然年齢も違うし、趣味も違うのに何か居心地がいいみたいな感じでした。」と語ると、三根梓さんは「私の中で、菊池さんはすごくオシャレだし、とっても格好良いお姉さんというイメージで、カメラが回った瞬間にその場に溶け込んでしまうような立ち姿だったり、掛け合いのシーンでは、はじめちゃんの感情を引っ張り出してくださったり、本当に頼もしいお姉さんという感じです。」と絶賛。
完成した映画を観て、菊池亜希子さんは「私が観終わったあとの第一声が“裸を見てるみたい”と言ったみたいで、そのくらい恥ずかしい人に見せたくない部分が映ってたということだと思います。」と語ると、三根梓さんは観終わったあとに泣いていたそうで、三根梓さんは「いろいろ思い出す部分もあったりして、結構悩みながら挑んだ役でもあり、そのことを思い出してました。よしもとばななさんも(試写)に来てくださっていて、“2人とも可愛かったよ”と言ってもらえたことにものすごく感動して泣いちゃいました。」と明かしていた。
この日は、巨大なかき氷が登場。菊池亜希子さんと三根梓さんは最後の仕上げとして、シロップをかけて完成。菊池亜希子さんは「でかい!」と、巨大かき氷に改めてびっくりしていた。
最後に、三根梓さんは「田舎でのゆったりとした穏やかな暮らしと共に、だからこそ直面する過疎化などの現実的な問題もとても丁寧に描かれています。そんな中で迷いながらも新たな一歩を踏み出そうとする、まりちゃんとはじめちゃんの姿に何か感じていただけて、皆さんそれぞれの一歩を踏み出すきっかけになれたら嬉しいなと思います。」 菊池亜希子さんは「自分が好きなことをして生きていくことの過酷さというか、自分がどの場所でこれから先、人生を生きて行くのかという、人が生きる上で本質的なテーマを鮮やかに描いていて、かなり色彩の強い映画になっているように私は感じたので、そういうメッセージを受け取っていただけたらいいなと思っています。」とアピールしていた。
映画『海のふた』は7月18日(土)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!
(C)2015 よしもとばなな/『海のふた』製作委員会
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