川上ジュリア 舞台「悪」で共演、高岡奏輔のイメージは？

12月29日、舞台「悪」の公開舞台稽古が都内で行われ、高岡奏輔・陳内将・西丸優子・川上ジュリア・青柳塁斗・羽場裕一のキャスト陣と作・演出の岡本貴也さんが出席した。

本作は、ある大学の研究室を舞台に、“リケジョ”を廻る感情のもつれから殺人事件が起こる物語。

テーマについて作・演出の岡本貴也さんは「何が善で何が悪か、人間性とは一体どういうものなのか、我々が普通に善悪だと思ってることが本当はどうなんだろうと問いかけをしたいというのが1つのテーマです。キャラクターたちが最初良い人だと思っていたら、実はそうでも無かったかもしれない、人間性とは何なのかということを問いかけて行きたいと思っています。」とコメント。

鴻巣創役の高岡奏輔さんは「鴻巣創という役と(鴻巣創の)クローンの役をやらせていただきます。鴻巣創の方は自分を良く思われたい人を演じます。クローンは逆に180度違うタイプの人間を演じてます。」

由良翔英役の陳内将さんは「記者の役をします。いろんな人間関係を掻き乱して、ストーリーの展開の1つのピースだと思ってるので、役者にもストーリーにも掻き乱す存在になってると思います。」

石上愛花里役の西丸優子さんは「源川さんの研究室で働いている役なんですけど、すごく世の中に対して、自分に負けたく無いとか弱みを見せたくない女性を演じます。その割りには恋愛体質なところも有り、結構恋愛に溺れたりもして、感情のふり幅が大きいので、最初は強がってる役なんですけど、恋愛になってくるとそうでもなくなったりするので、そういう心の中をちゃんとできるように頑張りたいと思います。」

津島沙奈役の川上ジュリアさんは「私は、高岡さん演じる創のことがすごく好きで、創に近づくために大学に入ったフリをして、勇気とお付き合いしたり、なんかちょっと歪んだ愛の求め方とか、すごく愛に執着してる役を演じます。」

春日井勇気役の青柳塁斗さんは「羽場さん演じる源川教授に憧れて大学に入った春日井勇気の役です。教授が作ったクローンを見て、止めなきゃいけないと思って走り回ったり、駆け回ったりする役です。最終的に善になるのか、悪になるのかという役です。」

源川一郎役の羽場裕一さんは「科学者の役です。科学者としての名誉欲とか、研究熱心なところもありますし、女の人に対する色恋の話、お金の話、憎しみ、そう言ったものが蠢いている復讐に走る男を演じます。何が悪か、自分の中の悪をちゃんと手触りで確認しながらやっていきたいと思います。」とそれぞれ役どころや意気込みを語っていた。

記者から、高岡奏輔さんの印象について質問されると、川上ジュリアさんは「恐いイメージだったんですけど、本当に場を見て和ませてくれたり、普段はすごく穏やかな方に見えます。」、青柳塁斗さんは「ずっと恐いなと思っていたんですけど、初日の顔合わせの時に高岡さんのカバンの中で髭剃りがずっと(動いて音が)鳴っていて、そういう抜けてるところを見て、今は楽しくやれそうだなと思います。」と、恐いイメージがあったことを明かすと、高岡奏輔さんは「正体をまだ現してないかもしれません。稽古日数も少ないですし、各々の印象が稽古をしているうちに変わってくると思います。」と、高岡奏輔さんの恐い悪な部分はまだ見せてないことを匂わせていた。

舞台「悪」は2015年1月28日(水)から紀伊国屋ホールにて上演！

■舞台「悪」

開催日程：2015年1月28日(水)～2月8日(日)
会場：紀伊国屋ホール

1月28日(水) 19:00
1月29日(木) 19:00
1月30日(金) 14:00
1月31日(土) 13:00 / 18:00
2月1日(日) 13:00 / 18:00
2月2日(月) 休演日
2月3日(火) 19:00
2月4日(水) 14:00 / 19:00
2月5日(木) 19:00
2月6日(金) 19:00
2月7日(土) 13:00 / 18:00
2月8日(日) 14:00

キャスト：高岡奏輔・陳内将・西丸優子・川上ジュリア・青柳塁斗・羽場裕一

作・演出：岡本貴也

チケット：6,500円(税込・全席指定)
※未就学児童入場不可

※チケットぴあ・キノチケットカウンター・CNプレイガイドにて発売中

チケットの購入方法の詳細は公式サイトをチェックしてください

舞台「悪」公式サイト
https://www.mmj-pro.co.jp/aku2015/