AKB48チーム8メンバー3名によるソロライブ 小栗有以は指原莉乃考案の“王道アイドル”演出でファン歓喜

AKB48グループ

AKB48チーム8によるソロコンサート『新春!チーム8祭り「小栗有以の乱」「倉野尾成美の乱」「坂口渚沙の乱」』公演が14日、TOKYO DOME CITY HALLにて行われた。

モデル活動も開始した“2万年ちゃん”こと小栗有以さん、昨年の選抜総選挙初ランクインにして34位を獲得した倉野尾成美さん、地元北海道でレギュラー番組を持ち、AKB48グループの中でも着実に人気を上げてきている坂口渚沙さんの3名によるソロコンサート。

トップバッターを任されたのは小栗さん。法螺貝が鳴り、合戦風の演出の中、ステージ上に小栗さんのシルエットが映ると、会場からは歓声と「おめでとー!」とソロコンサート開催を祝う声が。「今日は早起きしてくれてありがとー!」と『制服の羽根』のスローバージョンからスタートした。

『走れペンギン』では、応援に駆けつけた舞木香純さんと清水麻璃亜さんに、ステージ上でチェキを撮影してもらい、その写真を客席に配
布したり、デート服での『ハート形ウィルス』や、松田聖子さんの『天使のウィンク』などを披露。HKT48の指原莉乃さんもセットリストの考案に携わったという“王道アイドル”な演出に、会場のファンも大盛り上がりだった。

続いては、「倉野尾成美の乱」。冒頭からダンス楽曲で攻めの姿勢に。JAZZYな『サイレントマジョリティ』『何度目の青空か?』の前に流れた映像では、「乗り越えなければいけない坂」として3本の坂を『全力坂』風に走り切っていましたが、一本目は「乃木坂」、二本目は「けやき坂」、そして最後に上ったのは、なんと「小栗坂」!倉野尾さんからの挑戦状に、会場のファンの歓声も、小栗の乱に負けじと大きくなった。

そして、倉野尾さん初のピアノ弾き語りで『夜風の仕業』や、中森明菜さんの『少女A』など、普段のチーム8とは一味も二味も違った、さまざまな顔をファンに見せた。本編最後の曲『支え』では、途中涙ぐみ声をつまらせるシーンもあったが、「私はまだまだ上を目指していきたいし、支えてくださっているファンの皆さんへ感謝の気持ちを伝えていけるアイドルになります」と決意と感謝の気持ちを語った。

そしてトリを務めたのは坂口渚沙さん。ピアノ演奏での『シンクロときめき』で幕開け。『ナギイチ』では3階客席に登場し飴を配って回り、昭和の王道アイドルも目標のひとつだという坂口さんは、憧れの松田聖子さんの『ピンクのモーツアルト』をピンク色のふわふわした衣装で歌唱。

『ウィンブルドンに連れってって』では、ピンクのラケットでピンクのボールを会場に向かって打ち、ステージ上も会場もすべてをピンク色に染めあげた。さらにはCM撮影という設定の小芝居を盛り込むなど、ファンを飽きさせない構成で、会場全体を「なぎワールド」でつつみこんだ。

最後の楽曲は、『アリガトウ』。長久玲奈さんのギター演奏に合わせ、ファンへの感謝の想いを込めて歌い上げ、「緊張していましたが、みなさんが笑顔で見てくれて私も楽しむことができました。ダメダメな私ですが、皆さんの期待に応えられるように、理想になれるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いします!」と感謝を述べた。

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