新山詩織、映画『古都』の京都プレミアイベントに登場 エンディング曲『糸』を歌い上げる

アーティスト ニュース 音楽
映画『古都』 京都プレミアイベントより(左端が新山さん)
映画『古都』 京都プレミアイベントより(左端が新山さん)

歌手の新山詩織さんが16日、京都・ウエスティン都ホテルで行われた映画『古都』の京都プレミアイベントに、主演の松雪泰子さんらとともに登壇。本作のエンディング曲『糸』を生歌で披露した。

この日のイベントでは、本作のテーマでもある“ほんまもん”にこだわり、お茶道具、お華、本作の題字、着物、お香、お香道具から、台座、浴衣に至るまで“一流”で揃えられた。

そんな中始まった記者会見にて、一人二役を演じた主演の松雪さんは「京都に暮らしているわけではないですが、千重子と苗子という役を通して、京都に生きました。お茶や、所作、着付けなどのお稽古ごとを学び、料理はお店に伺って教わったり、この肉体を通して体現したい、表現したいとのぞみました。京都で発表できることを嬉しく思います」と挨拶した。

そして新山さんが、エンディングテーマである、中島みゆきの名曲『糸』を伸びやかに歌い上げた。新山さんは「学生の時からふと耳にする、名曲『糸』は年代問わず響く曲だと思います。京都の美しい景色に優しく寄り添えるように歌わせていただきました」と初々しさをにじませた。

映画は1962年に新潮社より刊行された川端康成『古都』の現代版として、原作では描かれなかった、大人になった主人公たちの物語として映像化。京都伝統の呉服屋で生きる姉と北山杉の里で働く双子の妹を主演の松雪泰子さんが一人二役で演じ、それぞれの娘役で橋本愛さんと成海璃子さんが共演している。

映画『古都』は11月26日(土)京都先行、12月3日(土)全国公開。