センバツ応援イメージガール・井頭愛海が甲子園開幕戦を観戦「打球音の耳に響く感じが好き」

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井頭愛海
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「センバツ応援イメージキャラクター」を務める井頭愛海さんが20日、阪神甲子園球場で開幕した『第88回選抜高等学校野球大会』の開会式と開幕試合を観戦。選手たちへエールを送った。

この日井頭さんは午前9時前甲子園球場に到着。4万2000人の観衆が入った球場を一目見るなり、「わあ、大きい」と感動した様子だった。

開会式がスタートし、出場32校の選手が入場してくると、「チームのみんながそろって足を高く上げて行進する姿が素敵でした。球場の熱気が直に伝わってきて、いよいよこれから始まるんだというワクワク感があふれていました」と語る井頭さん。

小豆島高校(香川)の樋本尚也主将が「当たり前にある日常のありがたさを胸に、僕たちはグラウンドに立ちます。支えてくださる方々を笑顔にできるよう、気迫を前面に出し、全身全霊でプレーすることを誓います」と選手宣誓。井頭さんは「一語一語はっきりとしていて、決意が伝わってきました」と感激した様子だった。

開幕試合に先立って行われた始球式では、神戸市の身体障害者野球の強豪チームから高校生と中学生のバッテリーが登場。見事な投球を見せた。井頭さんは「本当に力強いピッチングで、こちらのほうが元気をもらいました」と大いに刺激を受けていた。

福井工大福井(福井)―智弁学園(奈良)の試合が始まると、金属バット特有の「カキーン」という打撃音を聞き、「耳に響く感じが好きです」。そして応援席の人文字を見て「応援席もチームワークがしっかりしてますね。たぶん、いっぱい練習してきたんだろうな」「ヒットが出た時のどよめきがすごいですね。振動になって伝わってくる感じがします」と心が揺さぶられることの連続だったようだ。

井頭さんは、センバツ応援イメージキャラクターに任命されてからは、新聞記事などで高校野球の記事を熱心に読んだそう。「球児がどういう思いでここまで来たのか知りたかった。特に21世紀枠で出場する釜石高校(岩手県)は震災で練習環境が厳しい中、大変だったと思う」と思いやった。

この4月から高校生になる井頭さん。同世代の球児へ、「目指す世界は違うけど、選手も私も夢を追いかける姿は同じ。今ここで出せる力の全てを出し切っていただきたいと思います」と選手たちにエールを送った。そして「私も、誰もが憧れるような女優になれるよう頑張ります」と決意を語った。