劇場版『アイカツスターズ!』初日 紺野あさ美アナもモー娘。時代のリアル・アイカツ秘話披露

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『劇場版アイカツスターズ!』公開初日舞台挨拶
『劇場版アイカツスターズ!』公開初日舞台挨拶

『劇場版アイカツスターズ!』の公開初日舞台挨拶が13日、東京・新宿バルト9で行われ、富田美憂さん、下地紫野さんらメインキャストの声優陣が登壇。ステージで声優たちが自身の芸能活動におけるリアル・アイカツエピソードを披露する中、MCのテレビ東京・紺野あさ美アナもモーニング娘。時代に心掛けていたことを明かした。

2012年10月にテレビアニメとしてスタートした『アイカツ!』。今年4月からは新シリーズ『アイカツスターズ!』がスタート。早くも映画化となった。前作の星宮いちごをメインにした短編映画『アイカツ!~ねらわれた魔法のアイカツ!カード~』も同時上映される。

『アイカツスターズ!』とは、アイドル学校で少女たちが、歌の≪歌組≫、演技の≪劇組≫、ダンスの≪舞組≫、モデルの≪美組≫とそれぞれの“一番星”を目指し日々アイカツ!(アイドル活動)するというサクセスストーリー。この日の舞台挨拶には、『アイカツスターズ!』から、主人公の虹野ゆめ役の富田さん、ゆめの親友であり、ライバルの桜庭ローラ役の朝井彩加さん、ゆめの憧れの先輩でありS4の白鳥ひめ役の津田美波さん、そして前作の『アイカツ!』から主人公の大空あかり役の下地さん、諸星いちご役の諸星すみれさんが顔を揃えた。

舞台ではまず、「こんなにたくさんの方々が私たちの映画を観にきてくれているなんてワクワクが止まんない!」と、ゆめの口調で挨拶した富田さんをはじめ、キャストが役柄になりきって挨拶した。

作品の見どころについては「4人そろってのライブシーンに注目してほしい」(津田さん)、「ゆめとローラの友情シーン。ロマンティックな演出になっているので観てほしい」(富田さん)、「最後の25人でのライブシーンは、観終わった時にあと25回観たいと思うようなシーンになっていると思うので、できる限り瞬きをせず、自分の好きなキャラクターやみんなを観てほしいと思います」(諸星さん)とそれぞれ熱く語った。

声優たちが自身の芸能活動におけるリアル・アイカツエピソードも披露。富田さんは「私もこのお仕事をしていて、つらいなと思う時や挫折しちゃいそうな時もあるんですけど、ゆめが挫折しそうな時に周りの人のアドバイスによって立ち直るように、私も友達や家族に支えられて立ち直っています」と話した。

また朝井さんは「ローラが自分の個性について悩むシーンがあるのですが、私も声優の学校に通っていて自分の個性ってなんだろうと悩んでいた時期があって、その気持ちとリンクして収録していました」と明かした。

諸星さんは「いちごちゃんがサインの特訓をする回があって、私もサイン会をやらせていただく機会があるんですけど、話しながら書くのは難しいと実感しました。私も家で話しながら手元を見ないでサインを書く練習をしていました」というエピソードを紹介した。

そんな中、朝井さんから「紺野さんのアイカツは?」とふられた紺野あさ美アナ。「昔、リアルアイカツをしていたので…」とはにかみながら、「ひたすらトマトとにんじんの皮を食べていました」と意外な答え。「にんじんって皮に栄養があるんですよ。ビタミンCが多くて、またカリウムはむくみやすい人に効くんです。野外のライブだと日焼けどめが効かなくて焼けてしまうので…」、それにもよく効くという紺野アナは「にんじんとトマトの皮を残さずに、食べるというアイカツをしていました。よく洗ってそのままむかないでカレーやきんぴらなどの入れて…」と明かした。

また、舞台挨拶後半では、リオ五輪の日本選手へエールを送りつつ、それに負けじと映画界の一番星を祈願して金メダルならぬ金のボールを客席に投げ込み、つめかけた観客を喜ばせた。

最後に下地さんは「最初の『アイカツ!』から初日舞台挨拶を迎えるのが3回目となりました。その度にみなさんの『アイカツ!』への愛や思いが広がっていくのを毎回感じながら、挨拶をさせていただいています」と感謝を表し、今回の2作品について「どちらもスタッフの愛、キャストの愛がつまっています。必ずみなさんのお気に入りの作品に加えてもらえると思います」と語りかけた。

富田さんは「キャスト、スタッフの愛情と魂と熱がこもっています。これを見てみなさんが笑顔になってくれたらうれしいです」と笑顔で語った。

なお舞台挨拶には『劇場版アイカツスターズ!』の綿田慎也監督と、同時上映の『アイカツ!~ねらわれた魔法のアイカツ!カード~』の木村隆一監督も登壇した。