AKB48リクアワ最終公演25位~1位まで!!卒業、チャレンジ、色んな想いを音楽に重ねて濃厚な5日間に幕を下ろす!

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AKB48リクエストアワーセットリストベスト1035 2015 5日目 夜公演より (C)AKS
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1月25日、東京ドームシティホールにて「AKB48リクエストアワーセットリストベスト1035 2015」が開催された。

リクエストアワー5日目夜公演。いよいよ最終25位~1位まで、ついにトップ10そして1位の発表となる。1035もの曲の中から一体どの曲が1位となるのか?注目だが、そんな最終回の挨拶ナレーションで大和田南那は諸注意事項の漢字を読み間違えて「間違えた♪」と照れる。会場から歓声が起こると「なーにゃ分かりますかー?25位から1位まで一緒に盛り上がって元気になってくださいねー!」と楽しげに開演の準備に向かった。

 25位 Choose me!
 24位 わるきー
 23位 盗まれた唇

最後のカウントダウン1曲目25位は『Choose me!』。北原里英をセンターに卒業生のポジションには向井地美音、大和田南那が入る。落ち着いた滑り出しでオープニングを飾ると次は『わるきー』。角としっぽの衣装で登場するとトロッコで客席に乗り込み渡辺美優紀らしく可愛らしくファンにアピール。続いては前田亜美・松井玲奈がセンターで『盗まれた唇』唇を拭う振付をセクシーに披露する。

最初のMCは高橋朱里など若手メンバーが登場。向井地美音や大和田南那は『君の瞳はプラネタリウム』や『昨日よりもっと好き』が上位にランクインしていた事、西野未姫、岡田奈々、小嶋真子は久しぶりにてんとうむchu!で集まれた事を喜んだ。西野未姫が嬉しさのあまり白目で踊っていたなど本人も面白がりつつランキングへ。

 22位 抱きしめたいけど
 21位 泣きながら微笑んで
 20位 この涙を君に捧ぐ
 19位 夏の前

22位は『抱きしめたいけど』をトロッコで歌う山本彩に雛壇の山田菜々が飛び跳ねて声援を送る。イントロからゆっくりと始まる『泣きながら微笑んで』に登場したのは卒業生・大島優子。歌い上げる姿に観客は静かに聴き入り、雛壇では中西智代梨が立ち上がってその姿を見つめる。ラスト、少し微笑んでステージを後にする大島優子に暖かい拍手が贈られた。

続く『この涙を君に捧ぐ』をアニメ「AKB0048」ユニットNO NAME。渡辺麻友、岩田華怜などが思い出の青い衣装に身を包む。そして『夏の前』を華やかにHKT48チームKⅣが熱唱。

宮脇咲良、朝長美桜等が可愛らしく踊ると、突然モニターには“圏外”の文字。峯岸みなみ、北原里英、指原莉乃がステージに現れエアバンドSONEの小芝居が始まる。

峯岸みなみ「皆さん私たちのこと解散詐欺だと思ってませんか?でも本当に本当の最後です。でも、10年ってホントにあっという間だったよね。」
指原莉乃「10年経って色々あって今私、裏方に回ってんだよね。福岡で、ちっちゃい劇場の支配人やってる。田舎の子供達育てるの、本当に楽しい。」
峯岸みなみ「私は中高生の女の子にダンス教えてるんだ。みんなにはキャプテンって呼ばれてる。」
北原里英「私は昔湘南で一緒に暮らしてた男の子が今度映画の主演をやるらしいの。2月14日テラスハウス映画化します、よろしくお願いします。」
峯岸みなみ「美穂はハリウッド映画の撮影をしています。だから駆けつけることが出来ませんでした。」
と、ここで歌おうとするSONEに「まってーー!!」と宮崎美穂が登場。
宮崎美穂「ここが東京ドームかー!でもさー、長い間アメリカにいたもんだから、日本語忘れちゃった。」

そしてSONEによる『secret base 〜君がくれたもの〜』が歌われる。激しい指原莉乃と北原里英のエア。曲が途中で止みやがて暗転、内田眞由美にスポットライトが当たる。すると目覚めたように「え…夢…?」と驚く彼女。マイクスタンドに近づくと「でも、ここにマイクが…やっぱり夢じゃなかったんだ…。」

~最高の思い出を~

宮崎美穂がハモリの音を完全に外して最後のフレーズが入る。思わず吹き出す宮崎美穂。内田眞由美の芝居は続き「ありがとう…。」そう呟く。そしてランキングへ。

 18位 てもでもの涙
 17位 Escape
 16位 私は私
 15位 枯葉のステーション
 14位 永遠プレッシャー
 13位 私はブルーベリーパイ

『てもでもの涙』を柏木由紀、そしてバイトAKBとして現在活動中の佐伯美香のオリジナルメンバーで披露すると大きな歓声。そして『Escape』では卒業を控えている山田みずほをセンターにSKE48メンバーが一丸となって激しく踊る。『私は私』を峯岸みなみ、『枯葉のステーション』を松井玲奈がしっとりと歌い、一転『永遠プレッシャー』は島崎遥香がセンターで可愛らしく披露された。

そしてAKB48田北香世子も待ち望んでいたという『私はブルーベリーパイ』は13位。荒巻美咲をセンターにHKT48メンバーが可愛らしくパフォーマンスした。

MCでは川本紗矢が柏木由紀、佐伯美香の『てもでもの涙』を見れて「感無量です!」と話すと、そこからは峯岸みなみ、渡辺美優紀等が自分のファンについてのトーク。渡辺美優紀は何度も握手会に来てくれる人にはだんだん慣れて甘えてしまうと言うと「それ、見たことある!」と興奮気味に柏木由紀は水を飲みながら対応していたのを話す。島崎遥香は「私の事を好きって言ってくださる女の子のファンの方は、だいたいボブで眉毛下がってます。」と特徴に触れる。

 12位 控えめI love you!
 11位 47の素敵な街へ

『控えめI love you!』では兒玉遥が潤んだ瞳で明るく元気にセンターを務める。元気なパフォーマンスが続き11位はAKB48チーム8で『47の素敵な街へ』。初々しさの勢いは止まるトコロを知らず雛壇の先輩達も総立ちになり声援を送る。この日一番の盛り上がりを見せたチーム8はそのままの笑顔でMCへ。

横山由依が中野郁美に話を聞くと「私たちチーム8の初のシングルを…。」と言いながら溢れる涙を堪えられない。感動と感謝をそのままに他のメンバーも同じ気持ちを伝える。

 10位 清純フィロソフィー
 9位 ここで一発
 8位 アイスのくちづけ
 7位 奇跡は間に合わない

いよいよベスト10の発表は前年1位の『清純フィロソフィー』から。小嶋真子、西野未姫、岡田奈々と峯岸チーム4と呼ばれる面々が爽やかにパフォーマンスする。対照的に松村香織、須田亜香里が騒がしく『ここで一発』でガラっと雰囲気を変えると、続いて登場した『アイスのくちづけ』ではAKB48、12期メンバーがステージに集まる。

この曲でセンターを務める佐々木優佳里が「みなさん、たくさんのハピネスをありがとうございます!」と一言、やがて涙で喋れなくなると岩田華怜や田野優花等が背中を叩く。「私はあなたをアイスのみ!」から『アイスのくちづけ』披露。アイスの実が着いた可愛い衣装からは7位『奇跡は間に合わない』を宮澤佐江、松井珠理奈、中西優香がクールに踊る。男装の麗人とも言える姿がよく似合う三人。中西優香も卒業発表しており、気合のこもったパフォーマンスに会場は息を呑む。

峯岸みなみと先日一人MCを行った時に持っていた質問BOXを持って田中菜津美が現れるとメンバーからお悩み相談のコーナーへ。BOXからお悩みを取り出し2人で解決するとの事だが、まず取り上げられたのは乃木坂46生駒里奈。バラエティ班になりたい、という相談に虫とか食べさせられるのでそのまま可愛くいてくれればいいと答える。後輩に尊敬されてない気がする、と言うのは大家志津香だったが2人の尊敬されてないエピソードを話すのみでランキングへ。

 6位 心のプラカード

6位は『心のプラカード』安定の渡辺麻友センター曲。柔らかい音楽に会場が暖かい空気になると、バラエティ班がMCに集結。小笠原茉由、西野未姫、中西智代梨、松村香織、谷真理佳、大家志津香が目が出た者は何をやってもいいと名前の書かれたサイコロトーク。1発目は小笠原茉由。指原莉乃が渡辺麻友ソロ曲の時、悪ノリで自分を押し出してモノマネさせ、ステージを邪魔してしまったと弁明。大家志津香は柏木由紀のぶりっ子ダンスに文句があると声を荒げる。西野未姫はなぜかリアクション芸をさせられ笑い。

中西智代梨は島田晴香と矢吹奈子が『生意気リップス』の替え歌で「生意気ブス♪」と歌われたのに反撃して島田晴香に「ただのデブ♪」と歌う。涙目で退却する島田晴香。そしていよいよベスト5の発表へ。

 5位 希望的リフレイン
 4位 恋するフォーチュンクッキー

第5位は宮脇咲良、渡辺麻友がダブルセンターが話題にもなった『希望的リフレイン』。今回のリクエストアワーのアンコールラストを毎回飾っていた曲がここにランクイン。4位は指原莉乃センターの『恋するフォーチュンクッキー』。音楽の力か会場の温度が少し熱くなっていく中、指原莉乃は“横山”“ジキソウ(次期総監督)ちゃん”コールを求める。「なんで?なんで?」とうろたえる横山由依の表情。

「嬉しいね。」と言う指原莉乃は渡辺美優紀に仕切りを任せようとする。渡辺美優紀は「え?」と驚くが「MCが上手な指原さんに任されたという事で…。」とにっこり笑うと「そこまでは言ってないけど。」とつっこまれる。この5日間の振り返りという事で「じゃ、まずは指原!」となぜか呼び捨て。「MCだから呼び捨て良いってワケじゃないからね。」と笑うとやはり5日もあると楽しい分疲れも溜まるとの指原莉乃。島崎遥香は楽しかったのは『動機』と答える。

川栄李奈は高橋朱里とのMCでドンズベリをして会場がシーンとなってしまった事を「最悪。」と話したが「負けないよ!」と渡辺麻友が『やさしくさせて』の状況と比べて不毛な対抗。川本紗矢、森保まどか、向井地美音も感想を話しつつ第3位の発表へ。

 3位 Jane Doe

「緊張する!緊張する!」と曲が始まる前に高橋みなみが登場。AKB48のイベントなのでソロの曲はどうだろうかと考えたりしたが、ファンの応援でこの順位になった事に「本当にうれしいです。」と話す。「私にとって初めてのソロデビュー曲なので大切に歌いたいと思います。」と話している間にも大粒の涙が流れている。いよいよ歌へという時、峯岸みなみが「ちょっと待って!」と声をかける。高橋みなみも把握していない様子だったが、小嶋陽菜と共に同期の2人がダッシュでティッシュと水を取ってきて高橋みなみの涙を拭い落ち着かせる。高橋みなみはゆっくりとそれを噛み締めるように曲に向かう。

 2位 友達

高橋みなみの真剣な歌声が響くと、次は山本彩がパンツスタイル、山田菜々がドレスとまるで純白のウェディングのような姿で登場。「この曲は山田(菜々)がNMB48を卒業するという事を発表してから私達2人の為に秋元先生が書いてくださった曲です。」と山本彩が話し、そしてたくさんのリクエストがあって2位になった事をファンに感謝する。そして「この曲がみなさんにとっても大切な曲になってくれたらうれしいなと思います。」と伝え、静かに歌い始める。

間奏では「NMB48に入ってたくさんの素敵な仲間に出会い歌ってきました。この『友達』はそんな素敵な仲間がいてくれたから出来た曲です。大切な大切なこの曲をこんなにもたくさんの方に応援していただけた事、本当に嬉しく思っています。ありがとうございます。」と山田菜々が語る。雛壇では小笠原茉由がじっと口を手を当て見守り、渡辺美優紀は少し涙しつつ眺める。やがて山本彩が山田菜々の頭を軽くぽんぽんと叩くと曲が終わる。

 1位 鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」
   と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、
   僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの

そして第1位はこの曲。「やったー!まさか過ぎて、びっくり!!」と明るく飛び出したのはセンターを務める松井珠理奈。「去年は涙してしまったので今年は笑顔でいきます。」と真っ赤な目で語る松井珠理奈は今年は去年やらなかったタイトルを紹介する、と言い、きちんと一息に長いタイトルを告げた。

平田梨奈の今にも泣きそうな顔、田野優花のさわやかな笑顔で駆け抜ける音。色んな想いが何位の曲にも重なってここに辿り着き、それぞれが価値のある輝きを持つ。笑いも涙も「あー!大好きだー!!」のコールに込められて叫ばれると、長かった1035位のカウントダウンも終了。

登場した横山由依もこの長いタイトルをかまずに言い、最後は楽しい笑顔で終わる。

 EN1 Green Flash
 
アンコールで突如、モニターに映されたのは3月4日発売の39thシングル、そして新選抜の発表。小嶋陽菜、柏木由紀のダブルセンターから渡辺麻友、高橋みなみ、指原莉乃、入山杏奈、川栄李奈、横山由依、小嶋真子、山本彩、島崎遥香、生駒里奈、松井玲奈、木崎ゆりあ、松井珠理奈、宮脇咲良と次々と名前が飛び出す。そしてゆっくりメンバーが登場し新曲『Green Flash』。

柏木由紀の「9年目?初めてのセンターなんですよ。」の言葉に会場から歓声。小嶋陽菜も「ゆきりんと一緒に歌えて嬉しいです。」と話す。曲の感想などを話しつつ他のメンバーを「みんなー。」と横山由依が呼び込む。

感想を求められた2位『友達』を歌った山田菜々は「普段嬉しいとか表に出すの苦手なんですけど…めっちゃ嬉しいと思いました。」と笑顔を見せる。横山由依が「これからも一緒に歩んでくださいますかね。」と会場に向けて言うと大きな声援が応える。そして「私達の宝はこの楽曲であり、メンバーであり、そして本当にファンのみなさんだなって思いました。」と高橋みなみ。「キラキラの笑顔で歌いましょう!」と横山由依の曲紹介から『少女たちよ』。

 EN2 少女たちよ

そして再び発表されるサプライズ。10月1日、新劇場が新潟にNGT48が誕生する。それに伴い支配人の移動も発表された。様々な思いが飛び交ったが突然の事に思考が追いつかないメンバー達。あまりの展開に「すごない?」と高橋みなみ。しかし「これは朗報ですね。」と気持ちを持ち直し、ラストソングは『ヘビーローテーション』

 EN3 ヘビーローテーション

この5日間の締めは突然のサプライズがありつつも多田愛佳が矢吹奈子に追いかけられて退場する姿など楽しい物となった。指原莉乃が「また遊びにきてくれるかな?」「いいともー!」のやり取りをし、やがて全員がステージを降りる。会場には帰宅のファンに向井地美音が感謝の気持ちを伝えるアナウンスが流れる。そんなリクエストアワー最終公演の会場を後にするファンにも笑顔がこぼれていた。


<25位~1位>

 25位 Choose me!
 24位 わるきー
 23位 盗まれた唇

 22位 抱きしめたいけど
 21位 泣きながら微笑んで
 20位 この涙を君に捧ぐ
 19位 夏の前
 18位 てもでもの涙
 17位 Escape
 16位 私は私
 15位 枯葉のステーション
 14位 永遠プレッシャー
 13位 私はブルーベリーパイ

 12位 控えめI love you!
 11位 47の素敵な街へ

 10位 清純フィロソフィー
 9位 ここで一発
 8位 アイスのくちづけ
 7位 奇跡は間に合わない

 6位 心のプラカード

 5位 希望的リフレイン
 4位 恋するフォーチュンクッキー

 3位 Jane Doe

 2位 友達

 1位 鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」
   と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、
   僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの

<ENCORE>

 EN1 Green Flash
 EN2 少女たちよ

 EN3 ヘビーローテーション

写真提供:(C)AKS

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