田﨑あさひ初体験の演技作品がDVD化 “焦り”から救ってくれた転機になった作品~21歳記念インタビューVol.2~ | GirlsNews

田﨑あさひ初体験の演技作品がDVD化 “焦り”から救ってくれた転機になった作品~21歳記念インタビューVol.2~

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田﨑あさひ
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二人組ガールズボーカルユニット・Bitter & Sweetのメンバー・田﨑あさひさんが20日に21歳の誕生日を迎え、誕生日当日にワンマンライブ『Bitter & Sweet ASAHI TASAKI Birthday Live~月下美人のラプソディー~』を渋谷CYCLONEで開催。また今年3月に放送された『サクラ咲く』(NOTTV)ではドラマ初出演した田﨑さんだが、本作が先月DVD化されリリースされた。今回は、そのドラマについての思い出も明かした。

2012年、16歳のとき『第2回 FOREST AWARD NEW FACE オーディション』でグランプリを獲得したことをきっかけに音楽活動を開始。翌2013年にソロデビューし、その後長谷川萌美さんとともにBitter & Sweetを結成、今年はライブハウス、ライブカフェなど積極的にライブを展開している。

■今月20日で21歳を迎えますね。

「はい! 今後はちょっと余裕がある大人にはなっていきたいなと思っていて、やっぱり歌を歌うにあたっても、曲を作るにあたっても、いつも余裕がないというのは、他の人から見てもわかると思います。自分でも『あっ、今自分に余裕がないな』って思う。作品を作る時って、もう常に余裕がない状態なんですよ。今後そこを抜け出したいですね」

■「余裕がある」というのはそういう実務的な部分? 「人間の幅として」みたいなものも?

「あ、そうですね。あ、そっちもある!(笑)。こういうお仕事をしていてたくさんの人と出会って、自分はまだ子どもだなと実感することも多いんですよ。また自分と同い年や年下なのにすごく頑張っていたり、自分はこのままいいのかなとテレビで観ていてすごく思ったりするんですよ」

■それは、その人が今いる位置と自分を比べて、ということも含めて?

「それもありますね。この子はこの年でこんなに頑張ってるんだと。自分はこのままでいいのかなという焦りが結構あって…。そうだ!焦りが大きいんだ!そこをどうにかしないと!『早くメジャーデビューしなきゃ』ということにしがみついちゃっているのかなというのは大きいです」

■その焦りのようなものって、初めての自作曲『蕾』にも滲み出ている気がします。ちょうど1年前、20歳の誕生日に発表した曲ですね。

「『蕾』を作っている最中、曲が完成する前はすっごくむしゃくしゃしてて、何にでもあたってたし、誰ともしゃべりたくない時期もありました。家も出たくなかったし、結構いろいろ悩んでいた時期で」

■それは一つのことが原因? それともいろんなことが積み重なって?

「うーん、ある一つの出来事が大きかったのかな…。ある出来事があって、自分の中ではすごい大きく変わってしまって、それに対応しきれない自分の心だったりだとか、心が置いてけぼりになって…。それに、ある夢にずっとしがみついてる自分が子どもっぽく感じたり、なんで大人になりきれないんだろう、という自分への怒りもありましたし、なんで思いどおりにならないんだろうという世間への怒りもあったりして。でもこの曲ができた時には一安心しました。自分の思いが形にできたことが嬉しかったです」

■書くことで思い悩んでいたことがある意味浄化されたのかも。頭の中でもやもやしていたものが整理できたというか。

「はい。もちろんストレートに言葉で言うのもありなんですけど、それを言ってしまうと、人間としても、これからの田﨑あさひの人生としても終わっちゃうんじゃないかなと思うこともあったりして、それを歌にして伝えられたということは嬉しかったです」

■その頃は、仕事で壁にぶつかったり、行き詰まったりすると、もう生活すべてが落ちてしまう感じだったのが、最近は落ち着きみたいなものを感じます。

「『蕾』を書いたことで、うまくいかないという思いがすべてなくなったわけではないんですけど、思いつめたところで何も変わらないなと思うようになりました。決して目を背けるということではないんですけど、つらいことがあっても、『まあ見なかったことにしよう、聞かなかったことにしよう』みたいに(笑)、気持ちの切り替えをすることは覚えました」

■自分の仕事の状態次第ですべてが左右されるわけではなくなったのですね。仕事以外にもいろんな楽しみが増えたとか。

「あ、そうかもしれない!ドラマのお仕事(『サクラ咲く』)を経験させてもらったことで、話を聞いてくれる友達も何人かできたり、それはすごく大きいなと思いました。上京してきたばかりの時なんて1週間ほとんど何も食べずにずっとおふとんの中に引きこもってた時期もあって、そういう時期は周りに誰も助けを求められなかったし、自分でどうにかしなきゃという思いも強かったんですけど、話を聞いてくれる人、自分をわかってくれる人ができて、もちろんすべてをわかってくれるわけではないけど話を聞いてもらえるだけでもすごく楽だったなということもあったので、支えられているなと思います」

■冒頭で話してくれた「焦り」も以前よりは和らいできたのかもしれません。もちろんこれまでも周りで支えてくれる人はたくさんいたと思いますが、普段直接仕事で接する人じゃないところでも人脈が広がったのは大きかったのかもしれませんね。

「なんか視界が開けた気がしました。同じ職業の友達ももちろん増やしたいですけど、ドラマのお仕事をされている方と出会う機会もなかったので、演技の仕事をしている人たちからいろいろ話を聞けて、『何それ?どういうこと?』と思わされることも多くて、楽しかったです。転機だったのかな、今年が。いろいろ考えを変えられました」

■ドラマ『サクラ咲く』では演技初体験も大きかったですけど、それ以上に大きなものを得られたのかもしれません。その時に仲良くなった人たちとは今も続いてるの?

「はい!今も会うのが楽しみです。『今度旅行に行こうね』って話をしている人もいます」

■撮影当時、始まった当初はクラスメイト役の人と一緒になるシーンが少ないからそれほど親しくなれなかったのが、終盤で急速に仲良くなったと話してましたね。

「私、不登校の子の役だったから、なじめないかもと思っていたんですね。でもここで変わりたいと思ったんですよ。いろんな友達を増やしたいと思って、自分から積極的に話しかけていきました。そしたらみんなフレンドリーで安心しました。あとで年を聞いたら『あれ、年上だったの?』ということもありました。それでいろいろと話を聞いていて、『すごい大変なんだな、この仕事って』と改めて思いました。今まで観てる側だったのが、役者の仕事をしている人と接して、必死な思いをして頑張ってらっしゃったんだなと思って」

■『サクラ咲く』に出演したことで、アーティスト活動に生かされた部分はありましたか?

「演技のお仕事を経験して、本を読むことが増えました。やっぱり本を読んでいくと、自分自身が主人公になった気持ちにもなれますし、細かい情景描写も書いてあるし、『知らない言葉がいっぱいあるんだな』『こういうきれいな表現があるんだ』ということを改めて知ることができました」

■そんな転機になったドラマ『サクラ咲く』DVD化されました。直木賞作家の辻村深月さん原作をドラマ化した“青春感動ミステリー”で、田﨑さんは、不登校児・紙音(しおん)を演じましたが、特に観てもらいたいポイントはありますか?

「すべて観てほしいですけど、10代独特の悩みがあるなかで、それをみんなで解決していこうという青春な感じが私は好きでした。屋上で紙音が『本当はみんなと一緒に歌いたいけど』という思いを持ったままみんなの前に一人で出ていく、屋上で歌っているシーンは、今の私にはできないなと思います。恥ずかしいという気持ちだったり。それは紙音だからこそできたんじゃないかなと思います」

■歌唱シーンもある役柄だったというのが田﨑さんに白羽の矢が立ったポイントだと思うので、そこは見どころですね。さて最後に今後の目標を。

「近い目標は、自分が作詞作曲した曲を形にしてみなさんの手もとに届くようにしたい!そしたら歌詞もじっくり見てほしいなと思います。それは21歳のうちに実現したいです! 自分の曲がリリースされると決まった時には、自分の歌入れだけでなく制作の作業の工程をずっと見たいです」

■その先の目標としては?

「やっぱり自分が好きな音楽はバンドなので、バンドで音楽をやっていきたいです!」

■楽しみにしています!

『Bitter & Sweet ASAHI TASAKI Birthday Live~月下美人のラプソディー~』は11月20日(日)、渋谷CYCLONEで開催。チケットは現在発売中(詳細は公式ホームページを参照のこと)

★インタビューVol.1はこちらから

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