有村架純主演映画『夏美のホタル』が6月11日に公開決定「心に寄り添ってくれる作品ができました」

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『夏美のホタル』より
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有村架純主演映画『夏美のホタル』の公開日が6月11日(土)に決定。有村さんが、昨年公開の『ストロボ・エッジ』以来、廣木隆一監督とタッグを組む注目作だ。今回、作品の見どころでもある圧倒的な原風景の美しさとともに、見る人の心をあたたかく、豊かにするティーザービジュアル&特報映像が初解禁された。有村さんは「廣木監督のとても繊細で優しい演出のもとで、心に寄り添ってくれる作品ができました。夏美のホタル、楽しみにしていて下さい」とコメントする。

原作は森沢明夫作の同名小説。大学生活最後の夏。将来の夢と進むべき道に思い悩む主人公・夏美が導かれるように向かったのは、父と過ごした思い出の場所。そこで出会った人たちとの交わりから、それぞれの人生が動き出し、心が解きほぐされていく。夏美(有村)と同じように将来への不安を抱える恋人・慎吾役には、若手実力派としても注目の工藤阿須加さん。過去に事故で傷を負ってしまった心優しい小さな商店の店主・恵三とその母親・ヤスエには、光石研さん、吉行和子さん。そして、恵三の良き友人で、無愛想で偏屈な仏師・雲月を小林薫さんが演じる。

有村さんは、「この物語は、とても静かな作品です。でもじっくりと親と子の絆や、人と人は必ず繋がって生きているということに改めて気づかせてくれる作品です。それに気づかせてくれるのはやっぱり人で、人を変えられるのは人でしかないのかもしれないと感じました」と本作を紹介。そして「そんな愛情や思いやり、人の真心を持って観て下さる方の心をじんわり、じんわり、満たせたらいいなと思いながら撮影しました」と振り返った。

写真家になるという将来の夢と恋人の慎吾との関係に悩んでいた夏美は、父の形見のバイクで思い出の森へと向かう。そこで小さな商店を営んでいる、通称地蔵さんとヤスばあさん親子に出会い、居候することに。地蔵さんの友人、雲月の不遜な態度を腹立たしく思いながらも、地元の子供たちと、触れ合い、自然に囲まれ地元の食を楽しみ、穏やかに過ごしていた。 しかし、ある日、地蔵さんが別れた家族との間に埋められない溝を抱え、長い間苦しんでいることを知る。親子、夫婦、家族、友達。誰かを大切に想うことが、夏美の心を少しづつ癒していく。まるでホタルの淡い灯火のように…。

映画『夏美のホタル』は6月11日(土)、全国ロードショー。

(C)2016「夏美のホタル」製作委員会

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